…暑い…。
東京は梅雨入りしたと言うのに、ほとんど雨が降りません。 このままでは、夏本番になった時に水不足になっちゃいます。 雨が一向に降る気配がないのに、 「梅雨入り宣言」してしまう気象庁にも問題があるんじゃないかとか ヤツアタリしたくなります。 もちろん、私達の貴重な血税を使って天気を予測している機関ですから、 素人には分からない理由があって、梅雨入りを判断したのに違いないのでしょう。
が、今の気候を「梅雨」と呼ぶにはちと無理があります。 やっぱり、梅雨とは:
ま、いずれにせよ、このジメジメが終ればムシムシした夏がやって来ます。 ジメジメもちょっと嫌ですが、ムシムシも嫌ですね。 嫌だといってもムシムシは無条件でやって来ますから、 そういった夏を乗り切る方法を考えてみましょう。
暑いのにやることがなくてゴロゴロするしかない場合、
私はハワイアンを聞くことにしています。つまり、
応用編としては、レゲエを聞きながら、
では、夜を考えてみましょう。
熱帯夜の寝苦しい状態から脱却したい場合、
私のお勧めとしてはボサノバがあります。この場合は、
注
今日の推薦CD: | |
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バロック音楽で「寝苦しいときに聴く音楽」といったら、 筆頭にあがるのがバッハの「ゴルトベルグ変奏曲集」でしょう。 これは、不眠症だったカイザーリンク伯爵が良く眠れるように、 と書いて献上したと言う曰く付の名曲です。 当時、伯爵の元にはゴルトベルグという若いお抱えチェンバリストがおり、 彼がこの曲を毎晩奏でたという話です。 この曲には、グールドなど星の数程銘盤が存在しますが、 今回御紹介するレオンハルト盤は、グールド盤と同じぐらいの衝撃がありました。 レオンハルト節が冴え渡るCDで、のっけの主題から、 お得意のアゴーギグ(大まかに言ってしまえばテンポを揺らすこと)を 乱用(言いすぎです)した演奏です。 楽器は1730年のパリのチェンバロ製作家ブランシェのコピーで、 きらびやかでありながら芯のある良い音です。 ミスタッチは多少ありますが、そんなものが全く気にならないような良い演奏です。 蛇足ですが、ワタクシ、ハズカシながら、 今までこの曲は「ゴールドベルグ」だと思っていたのですが、 CDジャケットを見直して「ゴルトベルグ」だということに気づきました。 確かに"Goldberg"をドイツ語読みすると「ゴルトベルグ」になります。 英語読みすると「ゴールドバーグ」になる筈ですから、 一体なんで「ゴールドベルグ」と勘違いしていたのでしょうか? |