男性は、たいてい最初は猫かぶってますから、 早い段階でその人がどんなヒトだかを見破るための方法をお教えしましょう。
それは、オナラをすることです。
車でデートというのはデートの王道ですから、 二人きりで車に乗る機会はいくらでもあるでしょう。 そういう時を狙ってオナラをします(*1)。他の人がいる時だと、 あまり集中できませんし、まんがいち「オナラ大魔王」などと言い触らされて、 お嫁に行けなくなっても困りますから、なるべくならしない方がいいかと思います。
一発、音が鳴るモノ(*2)をかまします。
[1] 素直にその人のことは諦めましょう。 きっと、あなたのことを好きではありません。
[2] その人は実に自分に正直でいい人ではありますが、幼稚な人です。 自分の感情に対し、体裁をうまく繕うことが出来ない人なので、 今後何かと苦労する可能性があります。
[3] その人は良識のある人です。常識を身に付けた普通の人です。
しかし、その人に良識がある事が分かったとしても、 それだけでは本当にその人がどういう人だかまでははかり知れませんので、 次のステップに移りましょう。
完全に無視されてしまった場合、 「あ、オナラでちゃった。ごめんなさい、窓開けていい?」と正直に告白する。
[1] この人はあなたのキャラクターを勘違いしている可能性があります。 素直に諦めましょう。
[2] この人は、他人の失敗に関して寛容さに欠ける人です。 表面の体裁を繕うことさえできません。
[3〜4] 普通の人ですが、実は、あまり寛容な人ではないと思われます。
[5] 頑固者です。自分の思ったことは最後まで通さないと気が済まない人です。 それでもついていくというのなら、御自由にどうぞ。
[6] ある程度他人の失敗にも寛容で、おおらかな人です。お勧めです。
[7] 愛情深く、とても包容力のある人だと思われます。これもお勧め。
つきあい始めのデートで、オナラをする人なんか滅多にいないと思いますから、 有効な筈です。こういう小さなことでも、意外と本性がでてきますから、 恥ずかしがらずに、どんどん試してみましょう。 ちなみに、この方法を男性が試すのはあまりお勧めできません。 ただ軽蔑されるのがオチかと思われます。
なお、試した結果についても、御報告お待ちしております。 全国津々浦々の美女の皆様、顔写真のJPEG画像を添えて、 どしどしメールをお寄せ下さい。
注
今日の推薦CD: | |
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このCDは、本文とは逆に、 不本意にオナラが出てしまった場合の対処にピッタリのモノです。 プレトリウスという名前は聞き慣れませんが、 17世紀初頭のドイツの大作曲家で、 極めてエネルギッシュに活動をしたと伝えられています。 「テレプシコーレ」とは、ギリシャ神話の文芸、音楽、歴史や天文など、 人間の全ての知的活動に携わる9人の女神の一人で、舞踏と合唱を司るそうです。 プレトリウスは自分の舞曲集にその名前をつけ、出版したのでした。 この録音では珍しい楽器が使われており、 トロンボーンの祖先にあたるサックバットや、ヴィオール族、 コルネット(トランペットとリコーダーのあいのこのような楽器)、 クルムホルンやラケットなど、今では滅多に見聴きすることのないモノばかりです。 コルネットやサックバットの音は現代楽器からおおよそ想像することは出来ますし、 ヴィオール族の楽器は基本的にはヴィオラ・ダ・ガンバと同じです。 ところが、問題はクルムホルンやラケットです。 実は、これらはダブルリード楽器で、前者は上品なアヒルのオナラ、 後者は少々下品な豚のオナラのような音がする楽器なのです。 この音を当時の人達は「甘美」ととらえていたそうですから、 世の中何があるか分かりませんね。 3曲目に収録されている4声のためのブーレーは、 ラケットのコンソートによって演奏されています。 つまり、これをかけている最中ならば、 音の大きなオナラをしても絶対にバれることはないと思われます。 是非車に1枚置いておきましょう! ただ注意して頂きたいのは、 唯一の欠点は、その曲だけをエンドレスにかけていなければならないことです。 余談ですが、「テレプシコーレ」に関して言えば、 他に、Philip Pickett指揮、New London Consortによる演奏もあります。 このNew London Consortは、マンロウが亡くなった後に、 ロンドン古楽コンソート(The Early Music Consort of London)の精神を 引き継ぐために新たに組織された団体で、 旧コンソートと同じようなレパートリーを得意としています。 こちらはL'Oiseau-Lyreレーベルから出ており、CD番号はPOCL-5209になります。 録音技術も、古楽器の演奏技術も、 ヘタウマ的なマンロウ盤よりだいぶ向上していますが、 やはり旧盤のほとばしるような音楽性は、 時代が経っても越えることの出来ない貴重な財産だと思います。 |