のっけから2000年問題である。
以前からの日付の付け方を踏襲すると、今日の日付は00.01.01である。 99より前である。思いっきり過去になってしまっている。
もっとも、私と言う人間が1900に生きていた筈もないし、 文脈からして2000年と言うのは明らかだから気にしなければ良いだけか。 というわけで、ここでは敢えて2000.01.01とは書かずに、00.01.01と貫き通すのだ。 男には二言はない。
って、こんな小さなことについて宣言する程のものでもなかろう。
どういう訳だか箱根にいるのだが、まぁ、1日中ごろごろして、 何の実りもない日というものがあっても良いではないか。
結局、1日使い物にならなかったのだ。
Uターンラッシュにハマるには最適の日程なので、 渋滞を嫌って朝の4時に箱根を出発。さすがに高速は空いていた。 全然混雑はないっていうか、全然走ってなかった。一般道もがらがらだった。 こんな時間に好き好んで帰る人はいないか。
6時には帰宅し、就寝することができた。
その次に意識が戻ったときには日が思いきり傾いていた。 こんなに時間を無駄にするのなら、 いっそ渋滞にはまってるのも一興だったのかもしらん。
しくしく。
身体がダルい。
元旦にお年玉をやった甥姪から、どうもお返しに風邪を貰ってしまったようなのだ。 洒落になんないのだ。腰が痛いし、身体がダルくて仕方がない。 御主人様(仮名)など、2日から発熱しているようだ。 このままでは私も今日中に発熱するだろう。ヤバいのだ。
って、うちには体温計がないから、実際に何度あるのか知る術がないんだけどね。
こんな状態なので、出社を諦める。 だが、医者に行こうにも、保険証は実家に置いて来てしまっている。 ださださである。
仕方がないので、まっすぐ歩けないような状態にも係わらず、 実家まで運転して保険証を取りに行く。 よくこんな状態で事故らなかったもんだと思う。 警察は飲酒運転だけでなく、病人の運転も取り締まった方がいいかもしらん。
とか言いつつ、医者に行って薬を貰い、 帰ってから家でグランツーリスモ2で運転技術の向上に努めていたのだ。
夜中から寝苦しい。
昨日購入した、真新しい体温計で測って見ると、39度ある。思わず目を疑った。 こんなのは、久しぶりである。いきなり体温計がぶっ壊れたのかと思った。 さすがにしんどいので、解熱剤を飲む。
朝には一汗かき、37度代までは体温も降りて来たようだ。よかったよかった。 って、まだ出社できる状態ではない。
しかたがないので、職場に休むと連絡をし、ひながグランツーリスモ2で遊ぶ。
大丈夫なのか? こんなことしてて。
午前6:00前に寝汗をびっしょりとかいて目覚めた。 どうやら熱が下りたらしい。今日の打ち合せには無事出席できそうで、何よりだ。
小さい頃、家の向かいにある御夫婦が住んでいた。 奥さんは明るい方で、近所付き合いも良いが、旦那さんは非常にシャイだ。 どれぐらいシャイかと言うと、私の父と近所で出会っても、 ふっと物影に隠れてしまうぐらいだ。ただ、モノオジをせず挨拶をする私達子供には、 照れ臭そうに「こんにちは」と答えてくれた。
そのオジサンの職業は漫画家だと言うことだった。 だが、当時初めて聞く名の漫画だった。大体、私が知っている漫画なんて、 ルパン3世や銀河鉄道999などのアニメ物ぐらいなモンだったから、無理もない。
やがて、父の転勤で外国暮らしを強いられた私は、 しばらく彼に会うこともなくなったが、数年後に同じ家に戻ると、 そのオジサンは昔と同じ様に生活をしていた。 毎日夕方になると車でどこかへ出かけ、夜中に人の運転で帰って来る。
当時我が家で飼っていたビーグルに、勝手に「リチャード3世」と命名し、 可愛がっていたようだ。時々、家族は絶対やらないような肉を、 むしゃむしゃと食べているのを目撃したこともある。 その、オジサンが私達に隠れて、やってたに違いない。
そのオジサンも、寄る年波には勝てないのか、やがて家から出ることもなくなった。 奥さんからは、病気をしたと聞いた。 「毎晩のように飲み歩くし、かなりのヘビースモーカーだから自業自得なのよ」 と笑った。突然、夜中に救急車が来たこともあった。
そのオジサンが昨日亡くなったそうだ。
スキーである。
昨晩のナイターには4人だけしか滑べらなかったが、今日は6人全員が参加。 まぁ、1日宿でごろごろしている訳にもいかないだろう。
宿から、空いている駐車場を探しながら志賀のスキー場を抜け、 ようやく奥志賀スキー場に見つけた駐車スペースである。 前日のナイターで面子の一人が「雪質は奥志賀の方が良い」という情報を ゲットしていた。 後続の車が続々と入って来る。この駐車場も15分後には満車になっているだろう。 無事に場所を見つけることができて良かった良かった。
という訳で、用意を始めたのだ。板を6組キャリアから外し、 ストックを6組下ろし、靴も7組並べた。
って、何故靴が7つもあるのだ?
メンバー全員で顔を見合わせた。 どうも間違えて、宿の乾燥室から余分に持って来てしまったらしい。
ということは、やらねばならないことは以下のとおり。
まったくもって、とほほなのだ。
昼まで滑べり、東京に帰る前に、温泉で汗を流すことにしたのだ。
今回は、同行者に 温泉フリークが1名おり、 ガイドブックを取り出し、オゴソカに「ここが良い」と宣言したので、 それに従い、行ってみることにした。
場所の名前は「ぽんぽこの湯」。 眺めは素晴らしいし、入浴料は250円とリーズナブル。
「ぽんぽこ」の由来は良く分からんが、建物の中も狸の置物だらけだった。 「風もないのにぶぅらぶら」なのだ。
風呂の外でまで、きん○まは見たくないぞ。
紅龍食堂(福生)「四川風担々麺」替玉
眺めが良い。
出張があり、いつもと違う場所に行くため、多摩モノレールに乗ってみたのだ。
昨日、全線開通したばかりのモノレールである。 北は西武拝島線玉川上水駅の北側から、南は小田急の多摩センターまで走っている。 多摩近辺は、多摩川があったりするので南北のアクセスが異様に悪い。 道も渋滞しがちで、バスを使っても時間が全く読めないので、 ほぼ確実に時刻表通りに走ってくれる多摩モノレールは、 付近住民には歓迎されたようだ。
それにしても、眺めが良い。
モノレールの客室は、だいたい地上4階の建物と同じ高さである。 富士山も見えるし、新宿副都心の高層ビルも見える。 結構高いところを走っているので、中央高速ものぞきこむことが出来る。 それほどスピードが出ている訳ではないが、操業開始から間もない所為か、 全く混んでいない。
それにしても、眺めが良い。
玉川上水の墓地も、ばっちり見渡せるのだ。
雪なのだ。
朝は雨だったのだが、とちゅうから雪になったのだ。 雪は久しぶりである。雪が降るぐらいの寒さに合う食べ物と言ったら、 ラーメンである。
えーと、別に雪が降らなくてもラーメンを食っている気もするが、気にしない。
というわけで、 出張で出かけたところにある有名ラーメン店の支店に行って見たのだ。 うーん、このワイルドな味がなんともやめられない。
二郎万歳。
ラーメン二郎仙川店(仙川)「小豚ダブル」野菜辛め
へろへろである。
実は、「仕事が終れば飲みに行こう」とか気の良いことを言っておきながら、 仕事が終らなかったのである。ということで、「後で合流するよ」などと 言いつつ、居残り残業にとりかかったのである。
飯も食わずに一身腐乱、あ、いや、一心不乱に仕事をし、気づいたら夜も9時半。 先に飲みに行っている人達にケータイで連絡を取ると、「もう終る」という。 一層へろへろなのだ。御主人様(仮名)は飲み会があり、家には誰もいない。 ということは、家に帰っても何も食うモノがないのだ。 もはや自分で飯を作る気力はない。
と言う訳で、いつものラーメン屋にのたくりこんだのだ。 そして、「ニンニクチャーハン」を頼んだ。 この夜限定のメニューは強烈である。 翌日自分の息がまだ相当な毒気を放っているのが分かるぐらい、 ニンニクが入っているのだ。でも、止められない。 「身体に悪いモノほど美味しい」の法則なのだ。
でも、さすがにへろへろの身体には脂多めとニンニクチャーハンは結構こたえた。 駅までの道のりの間、気持悪くなってしまい、冷汗だらだらになってしまったのだ。
そんなになるぐらいなら、やめろよ。
丸栄(東伏見)「ラーメン + ニンニクチャーハン」固め、脂多め
ある用事があって、M子さんに朝っぱらから電話をかけたのだ。
といっても、思いっきり寝坊した後のことだから、「朝っぱら」じゃないんだけどね。 やっぱり11:00を朝っぱらというのにはちと無理があるか。
ま、とにかく、今夜は御主人様(仮名)も私も暇だったし、 年賀状でも「会って話しましょう」みたいなことを書いた記憶があるので、
「一緒に、晩ご飯でもいかがですか」
と誘ってみたのだ。そしたら、 しばらくして旦那さん (uttieさん)から、 職場より電話があって、
「今晩は、家でどうですか?」
などとありがたい言葉。
なんだかこっちから押しかけたみたいな気がしないでもないが、
折角隙を見せて誘って下さるのだからと、
しっかりご馳走になることにした。
この寒い季節に人が集まるとなると、「鍋」というのが定番である。 私だったら、人のことを考えず、豚キムチ鍋などという、 完全に個人的な趣味で、おモテナシしてしまうところだ。
ところが、そうはしないのが、やはりuttieさんなのだ。 とことん「こだわり」の人なのだ。 ということで、チーズフォンデュをご馳走になってしまった。 お洒落である。しかも、皆でつつくから、参加者の親密度満点である。 こんな良いアイディアはないのだ。
ただ、チーズフォンデュは食べ過ぎてはいけない。 お腹の中でチーズが固まって、結構ズシンとキてしまったのだ。 きっと、その固まったチーズは、 それはそれは見事に胃袋型をしているに違いないのだ。