ばたしでぼ、はだびづがとばらだいどだ。
別に不摂生をした訳ではない。 実家の自分の部屋の片付けをしにいっただけの話だ。 すでに下僕生活開始より1ヵ月経とうと言うのに、実家の私の部屋は未だに がらくただらけである。
がらくたと言っても、少しは必要なものもある。だが、母親からは、 「2月末まで片付けないと、すべて捨てる」と宣告されているので、 なんとかせねばならぬ。 つまり、全く掃除されない状態で1ヵ月間放置された部屋に突入し、 片付けなければならないのだ。
というわけで、埃がもうもうと舞う中で片付けたら 鼻水がとまらなくなったという訳なのだ。
もっとも、結局は、夕飯を御主人様(仮名)と一緒にご馳走になってしまった。 昨日今日と、ご馳走になりっぱなしである。
まてよ、これを作戦を用いれば、毎週末に人の家にお邪魔すれば、 夕飯を作らなくても済むし、夕食代もかからん。 これはなんとも良いアイディアではないか。
このままではイカン。
最近、特に用もないのにだらだらと夜更しをしていた所為か、 朝起きるのがつらい。それに付き合う御主人様(仮名)も大変だ。 そもそも、彼女は生まれてこのかた、 夜10時には就寝する非常に健康的な生活をずっと送って来たらしいので、 中学生になるぐらいから夜12時はあたりまえだった私のような人間と 生活をするのは結構シンドイ筈だ。
下僕生活が開始してから、 毎朝のように飛び蹴りを食らいながらも何とか朝は起きていたのだが、 御主人様(仮名)も毎日のように飛び蹴りをするのはさすがにシンドクなったのか、 寝ていても、ほったらかしにされるようになって来た。
生活スタイルを変えなければイカンのだ。
HPは高いのである。
そう。まず、インターネットプロバイダの選定から始めなければならない。 電話がなければ、電話を曳かなければならない。ISDNを使えばもっと便利だろう。 国内でも、 ADSLが発達するような時代がくれば、 良いんだけどね。 しかもHPは、メンテナンスをしなければならない。 頻繁に更新しないと、「寂れたページ」などと言われてしまう。 掲示板なんかもつくったりして、ちょくちょくチェックしてみて、 適度にコメントを書いて見たりしなければならない。
ってちっがぁ〜う。
私が「HP」と言う言葉を発した場合、 それは100%の確率でヒューレットパッカード社の ことである。そう。ワークステーションやプリンタを製造している会社のことである。 巷ではホームページのことをHPと略すらしいが、 ワタクシ的には受け入れがたいものがある。
だいたい、webページとホームページ混同している時点でダメダメな気がする。 そもそも1993年頃には、ホームページって、 自分のブラウザで一番最初に表示されるページのことを指していたではないか。
だいたい、HPと何で略すのだ。 「ホームページ」は4モーラで「エッチピー」は3モーラ。 1モーラしか違わない。 2モーラぐらいの差がでる略し方ならいざ知らず、意味ないじゃないか。
おっと、思いきり脱線した。
そう、職場でHPのワークステーションの購入検討をしているのだ。 確かに速いけど、高いのだ 。買おうとした高速ワークステーションの値段を見てびっくり仰天。 HPが-100も削られてしまったのだ。
羽を伸ばすのだ。
家で、長時間ゲームなんぞやっていると、 結構御主人様(仮名)の目が冷たい。
あたりまえである。
慣れぬ家事を、一生懸命やっている横で、 「きゅきゅきゅ」などと効果音を出しながら車ゲームをやっているのだから、 腹が立つのは当り前だ。うっかり寝っ転がってゲームをしようモノなら、 容赦なくヒッププレスを食らうだろう。
だが、今日は御主人様(仮名)は飲み会で帰って遅くまで来ないのだ。 チャンスである。思いっきりグランツーリスモ2ができるのだ。 げへへへへへ。
といわけで、帰宅が深夜近かったにも係わらず、 山程溜った未洗いの食器を後目に、プレイステーションの電源を入れ、 ワキ目もふらずに遊んだのだ。
何レースかを消化し、200万Cr程稼いだところで、 ふと横を見ると冷やかな目があった。わお。
いつの間に帰って来たんだ。
起きたら昼過ぎだった。
最近では結構珍しい、久しぶりの休日らしい休日である。 だからと言って、1時過ぎまで寝たら、半日以上無駄にしてしまう。
しまったぁと思いつつも、もう時間は戻らない。 と言う訳で、テキトーに家事をこなし、 晩には私の実家にご飯をご馳走になりに、御主人様(仮名)と2人で行った。
家事からひたすら逃避する2人なのだ。
お別れなのだ。
例によって、御主人様(仮名)と私は、知人の家を渡り歩いて、 家事の業務から逃避し、食事代を浮かせて家計に貢献していたのだが、 uttieさんから ケータイに連絡が入った。
「あの、例のPDA、取りに行っても良いですか?」
そう。
実は、過去半年間、手帳代りにいわゆる「PDA」であるところの WorkPad 30Jを 肌身離さず持ち歩き愛用して来た。 だが、最近、ホノルルのFranklin's Coveyで気を失ってしまい、 帰国して荷物を開けたら、 PalmVxが入っていたので、 しかたなく現在はこれを使っている。 そういう訳で、WorkPad30Jを必要としなくなってしまったのだ。 私の愛しいいとしいWorkPadともお別れなのだ。 あれは、忘れもしない、昨年の4月4日。 ふと立ち寄った 秋葉原のイケ・ショップで気を失い、 気づいたら手にしていたWorkPad。
って、「気を失って」いたら忘れてるというか憶えてないだろ。 それに気を失い過ぎ。
ま、それはともかく、夜中にお邪魔し、無事、受渡すことができたのだ。 よかったよかった。使い方が分からなかったら、いつでも訊いてくれぃ。
ところで、ご馳走になった美味しいコーヒーを飲んだら、 予想通り目がぎむぎむに覚めてしまい、 寝つきが悪くなってしまったのは、ちょっとしくしくなのだった。
よし、今度、あの夫婦が家に来たら、 煎じ薬のように濃ゆいコーヒーを煎れて朝まで寝かせないようにしてやる、 と夜空に向かって復讐を誓う。
立川でラピュタンの飲み会。
目的は昨年の演奏会の反省会と、今後の展望について話し合うことだったのだが、 それはそれで実りのある会話が出来たので、ここに書くまでもない。
問題は、最近新たに出来た立川の駅ビル、Granduoである。 ここの8階のフロア全体は「中華街」と称され、 横浜の中華料理店などが支店を出している。
だが、ここは、思いっきりがらがらであった。
確か、開店当時の週末は、物凄く混んだと言う話なのに、閑散としている。 飯を食っている人も少ない。入り口に立つウェイトレスが、 寂しげに「どうぞ、いらっしゃいませ〜」なんて声をかけるぐらいなのだ。 おかしい。おかしすぎる。 こんなに客がいなくて経営が成り立つのか心配なぐらいだ。
って、月曜の夜の繁華街なんて、こんなもんだろ、普通。
どハマリである。
IDEハードディスクのインストールである。 折角、買ってきた20GB、使わないでかっっ!
と思いつつ、購入後2日も経ってしまい、 このままでは折角炸裂させた物欲がなんだかへにょへにょになってしまう。 それでは、物欲大魔王の名がスタると言うことで、風邪っぽいというのに、 インストール作業に入る。静かで壊れにくいと、 最近評判の高いIBM製のハードディスクだ。
元来、PC-UNIXを使うこともあって、私はSCSI一本野郎だった。 が、最近のSCSIディスクとIDEディスクの価格差は酷く、 IDEもDMA転送が出来るようになってエラく速くなったという話も聞くにおよび、 いろいろ悩んだ末、初のATA接続のデバイスの購入を決定するに至ったのだ。
とりあえずSCSI環境は今まで通りにして、こいつにWin98をインストールしてみよう。 計画しているMulti-OS環境では、こいつが一番わがままなOSだからだ。
ふむ。午前1:00には、とりあえずインストールが完了した。 サービスパックも当て、動作するようになった。 「この続きは明日にしよう」と、IDEを切り離しreboot。
う。
立ち上がらない。どうもシステムが逝かれてしまったようだ。 うっきぃ! これぢゃ、メールが読めん! Postpetも死亡してしまった。 いろいろな業務が滞ってしまう。困った。
仕方がない、ちょっと続けるか、という訳で、気づいたら午前3:00だったのだ。 これは、昼に仕事を持つ社会人が活動する時間帯ではない。
見事にハマった。
井戸端会議も大変なのだ。
私が住んでいるのは社宅のアパートなのだが、朝、 家を出る時は必ずと言っても良いぐらい、 近所の奥様方の井戸端会議を目撃する。 参加しないと、仲間外れになったり、いぢめに逢ったりと、 恐らく一介の平サラリーマンには理解できない問題が色々あるのかもしれんが、 よくこの寒い中やるなぁと思うことしきりなのだ。
ちなみに、都心より2度程気温が低いこの辺りでは、平気で氷点下になる。 だが、「この冬一番の冷え込み」と繰り返しテレビで言っているような、 今朝の気象状態でも、井戸端会議はしっかり開催されていた。
参加者は、結構着込んではいるようなのだが、 やっぱりぶるぶると震えながら話している。
近くに、ファミレスありますよ。
よだれモノである。
テレビでは「どっちの料理ショー」をやっていた。 そう。三宅裕司と関口宏が料理を一つずつ担当し、 ゲストの芸能人の前で、自分の担当料理が如何に素晴らしいかの プレゼンテーションを競い合うというテレビ番組である。 今日の対決は、冬にぴったりの暖かい汁物料理である、 豚汁とクラムチャウダーだった。
うまそうである。めちゃくちゃうまそうである。 とにかく、飯を食べて30分も経ってないというのに、 この番組を見てたらよだれが出てしまったのだ。 不覚。なんとも情けない。
っていうか、このことが御主人様(仮名)にバレたらヤバいのだ。 別に作ってくれているご飯がまずい訳じゃないぞ。
本末転倒なのだ。
仕事の後に、バロックオーボエのE崎君と練習というダブルヘッダ。 まだ7時前だと言うのに、結構疲れた状態で帰宅した。
御主人様(仮名)は体調が悪く食欲がないので、 料理を作る気が起きないとボヤいていた。それはゴモットモで、 食欲のない人が料理を作るのは大変だろう。 と言う訳で、私が人肌、いや、一肌脱いで料理を何か料理をでっちあげることにした。
にょっき。
なんか平仮名で書くと、妙なグアイであるが、 何のことはない、イタリアのパスタの一種、ニョッキである。 普通はじゃがいもと小麦粉で作られるが、 バリエーションとしてかぼちゃを使用したりする。 だが、今回は台所に転がっていたサツマイモを使うことにした。 本当は御主人様(仮名)が自分で蒸かして、バターを落して食す予定だったらしい。
ニョッキ(3人分)の作り方
この一連の作業の中では、やはり「3.漉す」のが一番大変だった。 というのも、新生活になって2ヵ月も経たないだけあって、 家には漉し器という文明の力、いや、利器がないのである。 仕方がないので、ザルで代用したら、これがエラく力が必要とする。
力任せに蒸かしたばかりの芋をむぎゅむぎゅと押しつけると、 昔懐かしい、粘土の「床屋さん人形」のように、 「むにゅ〜」と芋が押し出されて来るのだ。 つまり、ザルを下から見ると、 1mm四方に押し出された芋がびっしりと張りついていて、マコトに気持悪い。 って、そんなことはどーでもいんだけどね。
というわけで、茹でる直前まで仕上げた時点で9時。 もともと帰宅した時点でお腹が空いてはいたのだが、 漉す作業が思いの外体力を削ってしまったらしい。 上にかけるソースを作る前に力つきて動けなくなってしまい、 結局ラーメンを食べに行く羽目になったのだ。
まったくもって何のために作ったのだか、良く分からない。
吉兆(東大和)「牛タン塩ラーメン」
図に乗ってしまうのだ。
職場の人達を大勢呼んでの宴会を自宅で開催した。 といっても、狭いアパートなので、職場の人全員を一度に呼ぶ訳には行かないので、 本日は子連れ夫婦のO夫婦とH夫婦を中心に呼ぶことにした。
基本的には、鍋+すきやきパーティーだったのだが、 前菜として昨日打ったのニョッキを供す。 ホイップクリームにミルクを加え、バターをひとかけら入れ、 チーズを適当に入れて塩胡椒を振り、温める。 チーズが融け始めると同時にニョッキを茹で、そのソースをかけて出した。 いわゆる「クリームソース和えのニョッキ」である。
これが思いのほか評判が良く、 力一杯むにむにした甲斐があるというものである。 実際に試食して見ると、 もう少し小麦粉の量が増えれば歯応えが良くなるかも知れないが、 サツマイモ特有の粉っぽさがなく、甘味が出ており、なかなかの出来である。
褒められると図に乗ってしまうのだ。 ひょっとすると、私はパスタ系は才能があるのかもしれない。
と、勘違いをするぐらいの方が御主人様(仮名)には何かと好都合かも。
物欲不完全燃焼である。
朝起きると、昨日のすきやきの臭いがした。 昨日はタラフクとまでは行かなくとも、結構食べたので、胸が一杯になる。 ってゆーか気持悪い。
換気のために窓を開けたのに乗じて、掃除なんかしてみる。 部屋に染みついた臭いを除けば、なんとも気分の良い朝である。
昼過ぎにラピュタンのメンバーのY氏が参加している アンサンブルの 演奏会があるので、 すみだトリフォニーホールに 車をふっ飛ばして聴きに行く。 暖かい気候の所為か、都内の人間は郊外に出かけているらしく、 首都高4号線はがらがらであった。これも気持が良い。
演奏会の後はイケ・ショップを巡回。
どうも、 uttieさんがつい 先日 ここに行ってみたという報告に、シゲキされたらしい。 いろいろ見たが結局何も買わずに店を出る。一時は品薄との報告がされていた SnapConnect for WorkPad c3が山積みになっていたのが印象的だった。 危なく物欲が炸裂して晴れて「もばいらー」になるところだったが、 財布の状況を鑑みると、そうもいかない。 それに、普段は仕事でほとんど計算機に張りついているんだから、 いらないぞと自分を慰める。
その後、お茶の水を徘徊してみる。
以前、家から持って来たチューナーを、 運ぶ途中でヨロケて落してコンクリートに叩きつけてしまい、 当然壊れてしまったので、代わりを探しに行ったのだ。 ちなみに、壊したのは、 に父親から貰った古い70年代のチューナーが気に入らなかった訳ではない。 本当に過失で壊してしまったのだ。
いろいろ見てまわる、結局、購入には踏み切れず、スゴスゴと退散。 結局、吉祥寺で妹と合流して寿司を食い、不完全燃焼の物欲の憂さを晴らしたのだ。
ま、もっとも、不完全燃焼が続いた後の爆発が、 気持ちよかったりもするんだけどね。
高まる物欲。
などと、大げさに書く程のモノではないが、 FMやAMを受信する手段が欲しいというのは事実である。 昨日は購入には至らなかったが、 セパレートコンポ型のチューナーの購入については、 既に御主人様(仮名)の許可を得ている。
丁度書店では、 ベストバイコンポなどの特集が組まれたオーディオ雑誌が販売されている。 ということで、立ち読みをする。良い子は決して真似してはいけないぞ。
だいたい、購入対象がCDプレーヤやアンプならいざ知らず、 たかがチューナーを選ぶのに、 1000円以上もする雑誌を何冊も購入する訳にはいかない。
そもそも、FM波ですらCDに比べれば全然帯域が出ていないし、 電波状況によってSN比も変わる。 よって、基本的に、 チューナーにはそんなにお金をかけるべきではないと考えている。 すなわち、それに対する資料代などにもそんなにお金をかけてはいけないと思うのだ。
将来の拡張性なども含めて入念な検討の結果、 S社の ST-SA50ES に決定した。
って、充分、金がかかるじゃないか。